なかなか飛行機の製作の機会に恵まれず、いままで完成したものがありません。
そこで満を持して、製作に踏み切ろうとしましたが、なかなか作りたいと思うものが見当たらず、それでもジェット戦闘機のプラモデルをいくつか買ってみましたが、いざ作ろうとしても要領がわからないまま日ばかりが経過していました。
どうせ今から作っても、飛行機の達人たる諸先輩方に追いつくことなど無理な話で、恥ずかしくて同じ展示会などに並べることなど出来ないかもしれません。

そこで思いついたのが、木製の飛行機です。木製帆船の経験を持つ我が身ですので、少しは木製帆船の製作要領が生かせるかもしれないと思い、購入したのが1/16 モデルエアウェイズのソッピースキャメルF1です。このキットは外国製で、説明書は英語ですが、日本語訳が同封されています。勿論木製で骨組みをむきだしにしたキットです。たぶん木の雰囲気を強調した作りになるのだと思います。
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第一次世界大戦で活躍したイギリスの飛行機です。
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さすが木製の飛行機、中身はあっさりとしています。木製帆船も同じですが、設計図と少しのパーツと木材が入っているだけです。
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さて、この飛行機完成すると500mmオーバーの大きさなので、まずは机の上の片付けと清掃からはじめます。今までプラモデルばかりが続いていましたので、これからしばらく使わないものをきちんと片づけて、身も心も新鮮な気持ちで始めます。

ということで、まずは時代考証も含め、きちんとした資料集めからスタート。といってもネットで色々と探しましたが、人気のある飛行機なのか洋書もほとんどが売り切れでした。そこで、イギリスの本屋さんに直接ネット通販を申し込み。
約10日位で、エアメールで到着。
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日本で買うよりずいぶんお安く購入できました。ネット通販は世界レベルでOKですね。

そして、最初の工程であるエンジンの製作に取り掛かり、ここまで出来ました。
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メタル部品ですが、バリがひどくて成形するのにそうとうな手間がかかりましたが、なかなか良い感じです。
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このあと、プロペラの成形に入りました。
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これはもう少しかかりそうです。

それにしても、このキットは輸入品ですが、進めていくうえで、部品の欠品があり、販売元に問い合わせたら、きちんと予備品をお持ちですぐに送って頂きました。これからも安心して製作できそうで助かります。

たぶんこれから数か月はこの製作が続くことになると思います。
では、また、ぼちぼちと。